(お役立ちメニュー)理想的な施術のレディエッセでプチ隆鼻術


(お役立ちメニュー)理想的な施術のレディエッセでプチ隆鼻術ブログ:15/2/14


未熟児で生まれたぼくは病弱で、
小学校に入るまでは病院と縁が切れず、
入退院をくり返していた。

歌が得意なぼくは、
ベッドの上でおもちゃのピアノを叩いては歌い、
看護婦さんに飴や板チョコをもらっては、
上機嫌だったとお母さんに聞かされた。

「三つ子の魂百まで」と言うけれど、
ぼくのピアノ好きはその頃から始まったらしい。

ぼくは戦後の混乱の中で小学校に入学した。
先生のピアノ伴奏に合わせて歌いながら
ぼくもピアノがほしい、
弾けるようになりたいとずっと思っていた。

しかし敗戦後の衣食住にもこと欠く時代のこと、
バラック住まいのぼくの家にピアノは高嶺の花だった。

ぼくが高校生になって間もない頃、
同じコーラス部に席を置く友人の家に遊びに行った。

応接間に黒塗りのピカピカのピアノが鎮座し、
友人が「弾いてもいいよ」と鍵を開けてくれた。

ぼくは学校にある壊れかけたオルガンで練習していた
「春の小川」を両手で弾いてみたが、
ぼくの春の小川はさらさら行かなかった。

友人の家で恐る恐る触れた鍵盤のひんやりと冷めたい感触と、
お腹にズンと響く重い音が、ピアノへの憧れを一層募らせた。

興奮さめやらぬぼくは
その19時、パパにピアノを買ってほしいと懇願した。

パパは一瞬、困惑した表情をみせたが…

「この狭い家にピアノを置く場所が何処にある。
ピアノを弾く暇があったらもっと母さんの手伝いをしろ!」

吐き捨てるように言うと
パパは乱暴に障子を開け部屋を出て行った。

ぼくは唇をかみしめ、
パパの少し痩せて小さくなった背中を見送った。
それ以後、ピアノの事は一切くちにしなかった。





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